終活のサポートとエンディングプランの設計アドバイスと支援を行い、皆さま1人1人に合ったエンディング支援のご相談に応じます。

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〒060-0052
北海道中央区南2条東1丁目1-11
第3泊ビル1F シニアライフ相談サロン内
TEL.011-200-0947 FAX.011-351-2611

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エンディング支援

北海道エンディング支援センターは、輝いたプラチナシニアの最終章を飾るべく人生の美しい締めくくりをお手伝いすることを目的に設立いたしました。一般社団法人シニアライフサポート協会内「シニアライフ相談サロン」にて無料相談 を行っております。

北海道エンディング支援センターにおける終活とは…

  • 「終活」も結婚や就職と同じように人生の一部です。「終活」を行うことで理想のシニアライフに繋がります。
    プラチナシニアへの道しるべ、「終活」を早めに一緒に取り組んでいきませんか。

エンディングプランがいかに重要か

北海道エンディング支援センターでは、セミナーやイベントの際に60歳以上の男女300名に「エンディングノートに関するアンケート」を行いました。

  • エンディングノートは持っていますか?
    エンディングノートを持っている方は76%
  • 実際にノートを書いていますか?
    持っている方のうち、実際に書かれている方は20%
  • 書いていない理由は何ですか?
    まだ先のことで書く内容が決まっていないという方が90%近く

エンディングノートを持っている方は76%にも関わらず、実際にノートに記載をされた方が20%しかいらっしゃらないということに驚きです。
書いていない理由としては、まだ先のことで書く内容が定まっていないという回答が9割近くを占めています。
このことから、『エンディングについて意識はしているけど、実際はまだまだだから深く考えてはいない』と捉えることができます。

朝に紅顔ありて 夕べに白骨となる

朝は顔色もよく元気だった者も、夕方には急死して火葬され白骨となってしまう。
人はいつどのような時に、死がおとずれるかわからないという意味です。
この世の無常、はかなさを説いた浄土真宗の連如上人が信者に寄せた御文章の一説ですが、今を生きる我々にとって決して無関係な言葉ではないはずです。

エンディングプランの作成(終活)は、プラチナシニアへの道しるべ

北海道エンディング支援センターでは、このように考えております。
ですから、「まだ先のことだと思ってのんびりせずに考えておきましょう。」という意味合いではなく、
「まだ先も長いシニアライフなのだから、今から考えて理想のプラチナシニアを目指すために考えていこう!」という、
いわば現在進行形でのエンディングプランを推進しており、そのための支援を行っております。

実際のトラブルや相談事例

  • イ) 後から知った亡き夫の思い…
    長年連れ添った最愛のご主人を亡くされたOさん。家族や親戚の協力もあり、葬儀・告別式・納骨と無事に終えることができました。十分に心の整理もできたとき、残るご主人の遺品整理にとりかかりました。生前、ご主人は毎日の就寝前に日記を書いていたそうです。Oさんは日記の存在は知っていましたが、人の日記は読むべきではないと思い内容までは全く知りません。この、遺品整理の際にどんなことを書いていたか知りたくて読んでしまったそうです。日常の何気ない様子や孫の成長を記載していたことに心休まる気がしたOさん。しかし、ご主人が自身の死期を悟ったと思われる日から書かれていたことが。Oさんや子供たち、親戚一同、そして友人や知人に対する感謝の気持ちに続いて、自分の葬儀や供養方法に対する希望が記載されていたのです。友人や知人には葬儀が終了してから伝えてほしい、納骨は一周忌を終えてからしてほしい、またお骨の一部は故郷の海に散骨してほしい、など…。遺言やエンディングノートの類がなかったため、ご主人のご希望通りに何もできなかったことに後悔しているOさん。家族や親戚とも話し合い、知らなかったんだから仕方ないと言ってはもらえたけど、やはりモヤモヤした感じがぬぐえないそうです。

  • ロ) 直葬という言葉に気を付けないと…
    お父様を亡くされたAさんは、以前からお父様と話し合われていました。呼ぶ親戚もほとんどいなくて費用もかけたくない、自分の葬儀は直葬で、というのがお父様の意思だったそうです。そのため、お父様が無くなった時に直葬対応の葬儀会社に連絡して執り行いました。費用もそれほど高くなく、棺や搬送車の代金なども含まれているそうなのですぐに依頼しました。ところが請求書の項目を見ると、含まれていると思われていた代金の一部が別料金で請求されています。葬儀会社に問い合わせてみると、「搬送車の代金は病院から安置所までは含まれていますが、その後の火葬場までは含まれていません。また、安置所の使用料も含まれていません。」という回答。Aさんは「なぜ、安置所に?直葬なのだから直接火葬場に言ってくれればよかったのに。」と言いましたが、「ご遺体は特別な事情がない限り、24時間以上経過しないと火葬できません。これは法律で決まっています。」と言われてしまいました。 直葬の内容をもっとよく知っておけばよかったと反省しきりのAさん。事前に話し合っていたとしてもこんなことが起こるなんて…。安易に直葬と考えないで、いろいろと情報を集めておくことが重要だと思い知らさたそうです。

  • ハ) 慌てて頼んだ家族葬での失敗!
    生前のお母様と一緒に家族葬にしようと話し合っていたTさん。見積もりを取ったり斎場を見学に行ったりしようと思っていた矢先にお母様が倒れられてそのまま帰らぬ人に…。いろんなことに大忙しでバタバタしていたTさんは、家族葬というだけで葬儀社を選んで慌てて依頼したそうです。実は家族葬というものも良く分かっていなかったそうです。Tさんの家族だけで家族葬を執り行い火葬場から自宅へ戻った翌日、親戚から次々とかかってくる電話。「なぜ、知らせてくれなかった!?葬儀にも呼んでくれないのか!?」と、何人もの親族から怒鳴られてしまいました。さらに、葬儀の費用に関しても、確かに一般的な葬儀よりも安くは済みましたが、自分たち家族以外に参列者がいないため香典は一切ナシ。辛うじて遠方の親族からは届きましたが、知らせてもらえなかったという理由で香典を出さない親族ばかり。「ご葬儀に関して損得という言葉は不謹慎かもしれないが、何の相談もなく下調べもなく家族葬にしてしまったことに後悔している。」とTさん。よくよく考えておくことの大切さを学んだそうです。

  • ニ) お墓にもある近隣トラブル!
    元々は祖父が建立したお墓を受け継いだKさん。しかし、あまり墓守としての認識はなく、仕事が多忙だったこともあって長期間にわたりお墓を見に行っていなかったそうです。お墓は公営墓地ですが、古くからあるため管理事務所などもありません。気にはしていたそうですが、結果的には放りっぱなしの状態に。今年こそはお参りに行こうと思っていた矢先に行政から連絡がありました。「Kさん家のお墓が古くなって倒れてしまった。その時に隣の家の外柵を破損してしまっている。修繕の必要があります。」と聞いてびっくり!お隣のお墓の持ち主は「毎年お参りに来ていて危ない、とは思っていた。雑草も生えたままだったし墓守もいないと思っていた。」とのことで、今回の破損被害にあったため墓地の管理を担当する役所へ連絡したそうです。Kさんは、「もっと早く傾いていることを知らせてくれればよかったのに」と思いましたが、お参りに行っていない自分にも非はあると考え弁済に応じることにしたそうです。

  • ホ) 永代の意味で大きな勘違い!
    亡くなったお父様から「ウチの墓は永代で申し込んであるから何の心配もない。」と聞いていたHさん。そのお墓はお父様と生まれ故郷にあり、お父様がまだ若いころに建立されたものだそうです。その後、お父様は亡くなられましたが、一人暮らしになるお母様が寂しく感じるからと、お父様のお骨は自宅に置いてありました。このたび、お母様も亡くなったので、お二人一緒にご納骨しようと生まれ故郷にあるお墓へ向かったのですが…。Hさんの家のお墓は見つからず、霊園の管理者に問い合わせたところ、「永代管理料としてお支払いいただいた50年を経過しました。その後の手続きに関してもご連絡をしましたが回答がなかったためお墓は解体・撤去しました。」と言われ呆然としてしまいました。確かに、霊園の規約には永代管理料は50年とすることや、契約者の死亡または失踪などにより連絡が取れない状態が2年経過した場合は撤去することも明記されていました。仕方なくHさんは、新たにご両親をご納骨するためのお墓探しを自分ですることとなったそうです。Hさんは、「永代に50年という区切りがあるなんて思ってもみなかった。じゃあ、永代って何なんだ?って感じです。」と憤りを隠せない様子でしたが、費用面や希望に合うようなお墓探しを相談しに来られました。